
雫(山本玲子、maiko、高田ひろ子)
【出演時間】【出演日】7/19
雫 -しずく-
ヴァイオリンmaiko、ピアノ高田ひろ子、ヴィブラフォン山本玲子によるトリオ。
三人の繊細な響きは、滴る「雫-しずく-」のようにみずみずしく、
その音の波紋はどこまでも広がり、自然の美しさと響き合う音世界となる。
maiko(バイオリン)
神戸市出身。
3歳からバイオリンを始める。
京都市立芸術大学音楽学部卒業。
ジャズバイオリニスト寺井尚子氏に師事。アシスタントを務めながらジャズ・バイオリンの研さんに励みつつ、2001年からの8年間で2,000回を超える圧倒的な数のライブパフォーマンスを行い、独自のジャズスタイルを確立する。
第19回浅草Jazzコンテストでベストプレイヤー賞を受賞。
2001年横濱ジャズプロムナード、ライブ・コンペティション本選大会で向井滋春賞を受賞。
2009年9月、洗足学園音楽大学ジャズコース非常勤講師に就任。
現在首都圏のライブハウスを中心に自身がリーダーのライブ活動をするとともに、多くのバンドやセッションに参加。
ジャズをベースに幅広いジャンルにおいて、音色の美しさと熱い演奏が身上。
コンポーザーとしての才能も高く、歌心あふれるオリジナルナンバーは好評を博している。
2015年5月、伴奏者のいない完全なソロバイオリンのライブを敢行、以降ライフワークとして取り組んでいる。
2024年9月、活動開始25周年記念アルバム「Reminiscense」をリリース。
高田ひろ子 (ピアノ)
大阪府出身。5歳からピアノを学ぶ。小学 5 年から Simon& Garfunkel などギターで演 奏していた。ジャズ奏法を高瀬アキ氏に、作曲法を二橋潤一氏・松平頼暁氏に、現代音楽 ピアノ奏法を平尾はるな氏に師事。「Piano Now」では G・Ligeti や一柳慧の作品を演奏。 1995 年より、自己のグループを結成。
CD デビューはカルテット『song for someone』 <Andy Bevan(s)、香川裕司(b)、小野江一郎(ds)>。<安カ川大樹(b)・橋本学(ds)> とのトリオで2作品、他、津村和彦(g)、安ヵ川大樹(b)、清水邦子(sp)、村松稔之(カウ ンターテナー)、さがゆき(vo)らと、デュオのアルバムをリリースしている デビュー作「a song for someone」は、Disc Union 社の選ぶ「1990 年代輸入盤 Best50 」の一枚に選ばれた。
96 年~04 年には、スイス人ベーシスト・Bänz Oester とのデュオでスイスと日本をツ アー。 現在は、自己のトリオを中心に、様々なデュオ、クラシックの歌手とのコラボ、またソロ 演奏も行っている。
山本玲子(ヴィブラフォン)
透明感あふれる音色と、情感豊かなフレージングで聴く者を魅了するヴィブラフォン奏者。
東京音楽大学卒業後、バークリー音楽大学で研鑽を積み、2013年に1stアルバム『Tempus Fugit』をリリース。
同作は銀座山野楽器のジャズフロア年間チャートでトップ10入りを果たす。
その後も『Wilton’s Mood』『The Square Pyramid』など、リーダー作をはじめ多彩な作品を発表。
2023年には、バンド”Magnolia”のツアーにてメディアアーティスト落合陽一とのDJ&VJコラボを成功させる。
これまでに寺井尚子(vln)、山下洋輔(pf)、宮川彬良(作編曲)など、多くのトップアーティストと共演。
演奏のみならず作曲家としても高い評価を得ており、洗練された旋律と豊かな表現力で幅広いジャンルを超えた音楽を創り出す。
近年は、身体の使い方を探求し、より自然で心地よい演奏を追求。ライブ、レコーディング、後進の指導を通じ、その哲学を伝えている。