Martha Kato Trio
加藤 真亜沙(Piano)
中林 薫平(Bass)
小田桐 和寛(Drums)
加藤真亜沙 Martha Kato
ピアニスト・作編曲家
第63回、65回グラミー賞で各2部門にノミネートされたレミー・ルブフのアルバム『Assembly of Shadows』『Architecture of Storms』にピアニストとして参加。2009年に渡米して以来ニューヨークを拠点に演奏活動を展開し、2022年にTel Aviv Jaffa Jazz Festivalにヘッドライナーとして自身のトリオで出演するなど、世界を舞台に活動の場を広げている。また、2012年「ASCAP Foundation Young Jazz Composer Awards」、2014年「ASCAP Foundation Herb Alpert Young Jazz Composer Award」を受賞するなど、作曲家としてのその才能も開花させている。2016年にデビューアルバム『Tales from The Trees / アンモーンの樹』を発表し、色彩感覚溢れた完成度の高いアルバムはシーンで話題となった。2021年、2022年にはソロピアノシングル2曲をリリース。2023年に待望の2ndアルバム『Solúna』を発表、前作を受け継ぐアンサンブルがより一層進化して、壮大な世界を繰り広げる。Munich Music Video Awards Best Jazz Song部門受賞。同年ピアノトリオでのライブ盤『Moonlit』もリリースするなど精力的に活動を続けている。
中林 薫平(なかばやし くんぺい)
1981年生まれ。高校入学と同時に甲南高校ブラスアンサンブル部に入部し、ウッドベースを始める。2005年に活動の拠点を東京に移す。山口真文バンド、佐山雅弘トリオ、鈴木勲「OMA SOUND」、市原ひかりGroup、古谷淳トリオ、清水絵理子トリオ、「Megapteras 」、黒田卓也「aTak」、広瀬未来クインテット、加藤マーサトリオ等でプレイする。
2008年に自己のカルテットを結成し、ミニアルバム「Graffiti」をリリース。2012年には全てオリジナル曲によるセカンドアルバム「The Times」をリリース。2012Jazz page人気投票においてベストインストアルバム部門で1位を獲得。同時に同サイト上で2012ジャズマンオブザイヤーを獲得する。
2022年10人編成の中林薫平オーケストラを立ち上げ、アルバム「circles」をリリース。2023年には中林薫平オーケストラ2ndアルバム「Live at COTTON CLUB」をリリース。
ジャズだけでなくポップスのサポート、海外からのミュージシャンのサポート、国内外の音楽イベントやジャズフェスティバルへの出演など活動は多岐にわたる。
小田桐和寛 Drums
1987年横浜市に生まれる。幼少からピアノ、トロンボーン、打楽器に触れ、17歳よりドラムセットを始めた。2008年に国立音楽大学打楽器科へ入学、2年目からは同大Newtide Jazz Orchestraでドラムを担当し、「山野ビッグバンド・ジャズコンテスト」では卒業までに最優秀賞を3年連続で受賞した。在学中は渡辺貞夫、小曽根真、山下洋輔各氏に師事。卒業時に最優秀者に送られる「山下洋輔賞」を受賞し卒業。その後小曽根真氏の推薦でバークリー音楽大学に特待生として留学、首席で卒業した。バークリー音楽大学ではRalph Peterson, Darren Ballet, Dave Santoro等に師事。在学中からBlue Note NY、WBGO Jazz 88.3 FMに出演する等その頭角を表し、卒業後はNYへ拠点を移した。渡米中は黒田卓也(Tp), Donald Vega(pf), Lonnie Plaxico(B)等多くのトッププロと共演を重ねる一方、日本では小田桐寛之(Tb)小田桐恵子(pf)小田桐智子(Vib)とのカルテット活動や、小曽根真(pf), 宮本貴奈(pf),等と共演を重ねている。また、すぎやまこういち作曲ドラゴンクエストのサウンドトラックレコーディングやコンサート(東京都交響楽団)にドラマーとして参加。2021年には小曽根真presents “From OZONE till Dawn” projectに加わるなど、活動の幅は広い。ジャズを基盤にFunk、Rock、R&B、ブラジリアン、アフロキューバン、マダガスカル、インド音楽に携わり、ジャンルの制限を受けないその演奏スタイルは各方面から注目を集めている。”CANOPUS”海外アーティスト契約、Istanbul ”Agop”エンドーサー。