9/4に開催予定の「飛騨高山ジャズフェスティバル20/21」は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、無観客ライブ配信に切り替えて開催することを決定いたしました。
コロナ禍でのイベント実施可能性について模索してきましたが、現在の状況を踏まえた判断となります。
今回のライブ配信は、全て無料で行います。
どなたでもご覧いただけるよう準備を進めておりますので、今年はおうちでhidajazzをお楽しみいただき、気に入っていただけましたら、ぜひ次回以降お越しいただけると嬉しいです。
出演ミュージシャンやタイムテーブルに関しては、追って発表いたします。
///////チケットをご購入いただいたみなさまへ///////
既にチケットをご購入のお客様には、払い戻しをいたします。
手続き方法や時期について順次ご案内をいたしますので、今しばらくお待ちください。
また、お手元のチケットは紛失しないよう、ご注意ください。
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地域の音楽体験を増やしたい思いでスタートしたhidajazzは、2018年のスタート時から外部のイベント業者は入らず、出店ブースには地元飲食店が並び、会場設営のほぼ全てを地域の事業者が請け負っています。参加者は地元の方が圧倒的に多く、地域に愛され、小さな経済循環を生むイベントです。
今回、完全無観客開催とすることで本来彼らに発注する予定だった仕事はなくなり、私たちにとっては、イベント運営の原資となるチケット収入もゼロになります。それを踏まえた判断は、最後の最後まで決断が難しいものでした。
それでも、無料のライブ配信にすることで、今まで知らなかったミュージシャンに出会える人もいるかもしれません。いつか自由にフェスを楽しめるようになったら、hidajazzに来てくれる人もいるかもしれません。その可能性を信じ、今年の無観客ライブ配信を決めました。
さまざまな立場があり、見方を変えることで正義が異なることも理解しています。私たちができることは、誰かのせいにしたり批判することではないことは確かです。この状況で、意地を張って有観客開催にこだわることでもありません。
会場でのライブを楽しみにしていただいていた皆様、ミュージシャンの皆様、出店者を始め関係者の皆様には本当に心苦しい限りです。私たちの力不足でご迷惑をおかけすることになってしまい、大変申し訳ありません。
現在の岐阜県の状況は、政府によるまん延防止措置発令地域ですが、会場がある高山市には発令されておらず、実施しようと思えばできる状況です。対策を講じて開催することを決めたイベントには、最大限のリスペクトと無事を。中止判断をしたイベントには同業者としての労いをおくります。
今年のhidajazzは、ぜひおうちでお楽しみいただければ幸いです。
飛騨高山ジャズフェスティバル実行委員会
久田上総、白石達史、中谷昭裕、柿崎裕也、山際眞嗣